NHK「未解決事件 国松長官狙撃」からメモ/ 戸籍に読みの記載はないから、自由に変えられるってホント?
見出しで書いた通りの話。
NHK「未解決事件 国松長官狙撃」ドラマ版、
名優の演技合戦は非常に面白かったのだけど
最初の取り調べの時に國村さんとイッセー尾形で交わされた、この会話ー
戸籍に読みの記載はないから、いつでも自由に変えられる、個人の自由だってホント?
人間は、DVの同棲相手と縁を切りたいとか、借金からの失踪とか夜逃げとか…、これまでのしがらみを断ち切ってやり直したいってことありますよね。
古今亭志ん生は、借金から逃れるために何度も芸名を変えたって聞いたことあるし。
ただ、偽名を使うにもいろいろとコストや手間はかかるし、偽名を名乗ると犯罪になってしまうこともありますよね。
そんな時、仮にこの中村メソッドが本当に正しいなら、漢字の読み方を変えることで、「偽名」にはならず、それなりに過去のしがらみを断ち切るのには有効なこともあるんじゃないでしょうか?
とくに、今はデータベース時代でしょうから、コンピューターは
山田太郎の読みを「やまだたろう」からとつぜん「やまだ ふとしろう」と変更したら、同一人物ではないとデータベースに記録されるんじゃないでしょうか。
酒気帯び運転や万引きなどの軽犯罪で捕まった時などでも、こうやって通常では使わない読み方を名乗れば、気づく人の範囲を減らすことが出来るとか……そういえば、山田邦子が昔、誰かと付き合って旅行に出るとき、「ヤマダホウコ」とホテルとかでは署名してた、という話が週刊誌に載ってて、頭いいなあとすごく感心した記憶がよみがえったのだった。
以上のことは、あくまでNHKで2018年9月に放送された「未解決事件」ドラマのやり取りが正しかった場合の話です。実際のところは、そうでもないのかもしれません。
実験できればいいのですが