「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」って言葉は”誤訳”なんだって。(カスガさんより)
『大いなる眠り』のdon't shoot it at people, unless you get to be a better shot(もっと上手くなるまで、人を撃つのはやめておけ)が誤訳された結果、「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」という名フレーズが生まれた故事を髣髴とさせる、心温まるエピソード。 https://t.co/uaqMcXmcOM
— カスガ (@kasuga391) 2018年10月21日
ちなみにこの誤訳は日本語版Wikipediaのフィリップ・マーロウの記事にも堂々と掲載されていて、誤訳と辻褄を合わせるために、勝手に原文にない“I”まで追加している。
— カスガ (@kasuga391) 2018年10月21日
アーティラリー(大砲、工兵)がどうこう言ってる時点でコブラ的ジョークだと分かりそうなもんですけどね。
— ドラゴンガッツ (@dragonchicken19) 2018年10月22日
おそらく最初に誤訳した人が、a good shot(射撃の名手)という言葉を知らなかったんじゃないかと。
— カスガ (@kasuga391) 2018年10月22日
ついでに、最初にその話が出たきっかけのツイートも採録しておこう
『メタルダー』のサブタイトル「余は神、ネロスなり」が「Neros becomes more than God」と訳されてた事もあった。これは一人称の「余」を「~以上の」と解釈した誤訳なんだけど、結果として「ネロスは神をも超えるものとなる」という「名誤訳」になっていた。
— 葛西伸哉 (@kasai_sinya) 2018年10月21日